京都の小旅行(3時間コース)の最後は南禅寺の三門。
今迄、何度となく訪れたが、三門に登れたのは初めてだった。
五右衛門ならずともこの風景を見たら思わず「絶景かな」と叫んでしまいたくなります。
最寄り駅の「蹴上」近く、インクライン下の地下道のレンガ積みがスパイラル状に組まれ、強度を上げるなどの工夫がなされていました。近代技術もこの時代は工夫はもちろんのこと、時間と手間をかけて作られているので、時代に色褪せることのない斬新さが光っています。時間と手間ひまをかけて作り上げることは、現代の我々が忘れて来てしまった古き良き価値観ではないかと考えさせられました。良い物は遺産として遺される。
環境の時代にはこのようなものづくりをあらためて考えていかなければと思います。
そういう意味でも古都、京都は多くのことを教えてくれます。
それにしても、京都駅を出発して3時間以内でこれだけ充実した小旅行ができることを知ったのは収穫でした。新幹線で慌ただしく到着した京都でしたが、ここには違う時間が流れていました。たった3時間が不思議と長く充実したものに感じられ、日本の美しい文化に触れる貴重な機会がこんなに簡単に得られるのであれば今後も続けたいと思います。
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