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久しぶりに、マラソン大会（パラカップ2009〜世界の子ども達に贈るRUN〜）に出場した。今日は天気が良く、ゴール近辺の土埃を除けば本当に気持ち良く走れる大会だった。タイムは週末に駒沢公園で走った70分を大幅に更新して61分46秒。完走できれば。と考えていた自分にとっては少し嬉しい記録だった。
今回の優勝タイムは35分59秒だったようだが、陸上部で長距離選手だった高校時代は35分台で走れたので、27年前であれば優勝できたのかもしれない。それでもこの8分短縮は、沿道で声援を贈ってくださったボランティアの皆さんのお陰だと思う。高橋尚子選手も言っていたが、応援で勇気と元気をもらえるというのが少しわかった。
ありがとうございました。
（この写真はまだ当分、到着しないだろうと考えていた妻が慌てて撮影してくれました）
昨日は京都で2時間ほどスケジュールが空いたので、4月2日のリベンジと、
平安神宮にて紅しだれ桜を鑑賞する贅沢な時間を過ごせた。
久しぶりに再会した神苑の満開の桜にしばし酔いしれ、苑路を歩きながら
吸い込まれるように茶室で一服いただいた。
この茶室は京都市内のお寺や書院などの古材、それも主に桂離宮の古材をも利用して建てられたそうだ。
悠久の時の流れに浸れる贅沢な空間がさりげなくある京都の魅力は底知れないようだ。
そう言えば、桂離宮や修学院離宮にも暫く行ってないな〜。。。
京都の小旅行（3時間コース）の最後は南禅寺の三門。
今迄、何度となく訪れたが、三門に登れたのは初めてだった。
五右衛門ならずともこの風景を見たら思わず「絶景かな」と叫んでしまいたくなります。
最寄り駅の「蹴上」近く、インクライン下の地下道のレンガ積みがスパイラル状に組まれ、強度を上げるなどの工夫がなされていました。近代技術もこの時代は工夫はもちろんのこと、時間と手間をかけて作られているので、時代に色褪せることのない斬新さが光っています。時間と手間ひまをかけて作り上げることは、現代の我々が忘れて来てしまった古き良き価値観ではないかと考えさせられました。良い物は遺産として遺される。
環境の時代にはこのようなものづくりをあらためて考えていかなければと思います。
そういう意味でも古都、京都は多くのことを教えてくれます。
それにしても、京都駅を出発して3時間以内でこれだけ充実した小旅行ができることを知ったのは収穫でした。新幹線で慌ただしく到着した京都でしたが、ここには違う時間が流れていました。たった3時間が不思議と長く充実したものに感じられ、日本の美しい文化に触れる貴重な機会がこんなに簡単に得られるのであれば今後も続けたいと思います。
にじり口を思わせる潜り戸を抜けると、そこには東山を借景にした庭園が広がる。作庭家はなんと山県有朋。敷地内の洋館では伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎らによって日露開戦直前の「無鄰庵会議」が開かれたとか。これからの国家像をイメージして造園したかは計り知れぬが、美しく奥行のある山河の庭園は壮大さだけでなく、自然のもつ繊細さが感じられた。建築家であり、ランドスケープアーキテクトでもあったアメリカ合衆国第三代大統領、トーマスジェファーソンもスケールの大きい政治家として知られているが、この庭園もなかなかなものだと思った。
午後から大阪でプロジェクトの打ち合わせがあったので、少し早起きをして京都の小旅行（3時間）を決行した。もちろん、目的は京都でのお花見。短時間で廻れる名所で是非見ておきたかったのは平安神宮（神苑）の紅しだれ桜だ。行ってみると残念ながら、まだ少し早かったようで、2〜3分咲きでした。今年の見頃は4月10日のようです。
ふと振り返ると、背後からTV CREWがやって来たので見てみると阿木曜子が三分咲きの桜を奇麗ですね〜とコメントするのが聞こえてきた。ただ、ちょっとコメントに無理がありましたね。残念。
池に映った桜（こちらはソメイヨシノ）や周囲の木々がとても美しかった。
夜は池に映った星空を楽しんだというのも理解できますね。
