毎年のこととは言え、年末年始が慌ただしく過ぎる。。。
先週、1年生後期の設計の最終講評があったので、忘れないうちに今年の作品の印象を書いておこうと思う。
初めての建築設計の課題は、自分のための空間づくり=「週末住宅」だ。120名の学生の中から良く出来ている10人程の作品を選ばせてもらった。昨年よりは大人しい印象はあるものの、おおよそ例年通りの完成度だった。それでも、誰の真似でもない自分自身のスタイルを追求してくれたのは良かった。一方で、中間講評とはがらりと変えて新たなアイデアを挑戦しようとしたものの、課題の主旨から外れてコンセプチュアルに走り過ぎた学生も見られた。これも今年に限ったことではないが、今回の評価は芳しくない学生にも金の卵はまだまだ眠っている。2年生前期の課題で彼らの成長を見守りたい。(続く)